<第3回> 元気です! 北限のお茶
ルピシアでは、北海道・ニセコで露地栽培のお茶作りに取り組んでいます。昨年6月に5種40本以上の苗木を植えましたが、マイナス20度を超える極寒地で冬を越えることができたのは17本。これからも大事に成長を見守り、随時、ご報告いたしますのでお楽しみに。
ルピシアでは、北海道・ニセコで露地栽培のお茶作りに取り組んでいます。昨年6月に5種40本以上の苗木を植えましたが、マイナス20度を超える極寒地で冬を越えることができたのは17本。これからも大事に成長を見守り、随時、ご報告いたしますのでお楽しみに。
世界的なウインターリゾート地として知られる北海道ニセコ町にて、釜炒り茶の巨匠、興梠洋一(こうろぎよういち)氏の指導の下、日本最北に位置する露地栽培茶園の開墾に取り組んでいるルピシア。マイナス20度を超える極寒地での冬支度を、10月中旬に行いました。これからが試練の時。茶樹全体を藁(わら)で覆う伝統的な防寒対策をほどこしました。来春の新茶の収穫を信じて「がんばれよ」と一本、一本、声をかけるルピシア一同と興梠氏でした。
一般に日本の茶樹の北限は東北地方。北海道の一部でも温泉熱などを利用した植樹が成功していますが、露地栽培としての北限を目指して、ルピシアは北海道ニセコ町に小さな茶園を開墾しました!
雑草を刈り、固い土を掘り起こし、五ヶ瀬と狭山から耐寒性の高い品種を選び集め42本の茶樹を植えました。中には五ヶ瀬の山中に自生する樹齢100年を超える老茶樹も。植樹の指導は宮崎県の釜炒り茶の巨匠、興梠洋一氏と奥様。有機肥料のみを使用した茶葉は、来年7月の新茶の収穫が目標です。