スパイスを入れてリッチなお茶に
スパイスは昔から「惚れ薬」として使われるなど、人を魅了する不思議な力があると信じられていました。そこで、ルピシアは今年、スパイスの入ったお茶をバレンタインデーに楽しむお茶=「バレンタインティー」としてご提案。誰かと一緒に、自分へのご褒美に、スパイスティーでお茶の時間を楽しんでみてはいかがでしょう。
スパイスは「刺激的なもの」というイメージが強いですが、その定義は世界的にみるともっと幅広く、食材などに用いられる香りのある植物全般を指します。またクローブやシナモン、チョコレート(カカオ)などは前述の通り惚れ薬としても重宝されました。例えば、古代エジプトの女王クレオパトラは、さまざまなスパイスの魅惑的な香りで、多くの男性を虜にしたと言われています。
中世になると、スパイスはお茶と同様に東西をつなぐ交易路シルクロードや航路を通じて世界各地に広まり、ヨーロッパの特権階級の人々に愛されました。コショウなどは金といった貴金属に匹敵する価値があったそうです。ちなみに、ルピシアのロゴマーク「らくだと王子」は、お茶やスパイスなど世界中のおいしいものを求めてシルクロードを旅している様子を表しています。
そんなお茶とスパイスは現代の私たちにとっても、暮らしに彩りを与えてくれる心地よい組み合わせです。かつては限られた人たちだけの贅沢品だったスパイスを使ったお茶を、バレンタインデーにじっくり味わってみませんか。