若々しく新鮮な春摘み紅茶の季節
日本茶に八十八夜を代表とする旬があるように、紅茶にもおいしい春摘み=ファーストフラッシュの季節があります。
春摘み紅茶が楽しめる名産地は、インド・ ダージリンやニルギリ高山エリアなど、四季の変化がある土地。
晩秋から冬期にかけてのお茶作りがお休みになる時期、茶樹は甘みと養分をギュッと凝縮させて、寒さから身を守っています。
そのため春先の陽光を浴び、芽吹いた新芽で作られた春摘み紅茶は、いわゆる紅茶らしいコクのある風味よりも、緑茶や烏龍茶にも通じる繊細な風味で滋味や甘み、みずみずしい新鮮さや若々しさを楽しめる、突出した特徴を持っています。
紅茶産地から消費地までの輸送などに、数ヵ月から数年かかっていた時代、このような新鮮な春摘み紅茶の風味を楽しめたのは、産地など一部の限られた人達だけでした。
創業時より20年以上、ルピシアはダージリンを中心に、この新鮮な春摘み紅茶の魅力をお伝えすることに注力し続けてきました。
今では現地茶園から出荷された、新鮮な風味をそのままに、日本の皆様に新茶をお届けできるようになっています。