2017年3月11日(土)・12日(日)、北海道・ニセコのヴィラ ルピシア レストランにて、東京・神宮前で酒店を営む日本酒のプロフェッショナルをお招きし、日本酒と植松シェフの料理をお楽しみいただくイベントを開催しました。
新川屋田島酒店の田島伸哉さんは、全国各地の酒蔵を訪ね歩き、日本酒がどのように作られているかをご自身の目で確かめ、蔵元と会話をしてお酒を仕入れる日本酒のプロフェッショナル。「酒の持っている物語を伝えるのが私たち酒屋の役割だと思っています」と言います。
今回のイベントでお客様に飲んでいただいた6種類の日本酒も田島さんが伝えたい物語が詰まったものばかり。厳選した日本酒のラインアップを見て、ヴィラ ルピシア レストランの総料理長・植松秀典シェフが特別メニューを考案しました。「日本酒はワインと同じく食中酒。どんな料理と合わせるかによって味わいが変わります。ペアリングを楽しんでください」と植松シェフ。
スパークリング日本酒で乾杯をしてイベントはスタート。日本酒と一言で言っても6種の酒は大吟醸、純米大吟醸、特別純米など、精米や製法によって多様な味わいを持っています。田島さんは酒蔵の写真を見せながら、酒造りの工程や料理との相性についてお話しくださいました。
イベントの参加者は日本人ばかりでなく、アメリカ、オーストラリアなど海外のお客様もいらっしゃいましたが、普段飲み慣れない日本酒を料理との相性を確かめるようにじっくり味わってくださいました。「Sakeは海外でも人気で、大吟醸は英語でも"Daiginjo"で伝わるくらい知られているけれど、他にもたくさん種類があって、味わいがこんなに違うなんて驚きました」とうれしそう。ご好評のうちに幕を閉じました。
今後もヴィラ ルピシアでは、お客様に新しい発見をお届けできるような取り組みを行いますので、どうぞお楽しみに。
ヴィラ ルピシア
〒044-0078
北海道虻田郡倶知安(くっちゃん)町字樺山58-5
定休日:不定休
TEL(レストラン): 0136-21-7880