品質の高い紅茶が生産されるエリア「ティーベルト」と、良質なコーヒー豆が栽培されるエリア「コーヒーベルト」はとても似ています。世界のお茶専門店「ルピシア」では、各地で紅茶を買い付ける中、クオリティの高いコーヒー豆にも出会ってきました。
世界各国から仕入れた生豆を、北海道・ニセコの「ルピシア
ニセコ焙煎所」で丁寧に自家焙煎。香りとクリアな味わいにこだわったブレンドで、日々楽しんでいただけるコーヒーに仕上げています。紅茶好きの方にも楽しんでいただきたい、新しいコーヒーブランドです。
そのとき一番おいしい生豆を世界各国から厳選。雑味の元となる不良豆(カビ豆、欠け豆、虫食い豆等)はハンドピックで丁寧に取り除きます
季節や品種、産地によって、豆の焙煎度合は異なります。それぞれの豆の良さを引き出すために各豆を別々に焙煎を行います(アフターミックス)
※五ヶ瀬釜炒り茶名人の興梠洋一さんも焙煎の監修にかかわっています
お茶だけでなく食全体にかかわる総合的なライフスタイルブランドとなるべくニセコに本社を移動しました。国際的な感性に開かれた拠点から新しいコーヒーを発信します
ニルギリ紅茶が栽培されるエリアで育ったコーヒー。大地を感じさせる独特のボディ感と余韻の長いやさしい酸味、コショウやカルダモンなどのスパイシーさを感じる一杯。
[中煎り](豆/粉)
各¥1,400
数量・季節限定
味わいのイメージ:大地を感じさせる独特のボディ感と余韻の長いやさしい酸味
■豆の種類:アラビカ種
■焙煎の度合い:「中煎り」(シティロースト)
■精製方法:ウォッシュド(水洗式)
高級コーヒーの代名詞「ブルー・マウンテン」と同様に、現地のタミル語で「青い山」を意味する紅茶産地インド・ニルギリの山麓に位置する、南インド産のコーヒーをご紹介します。
世界最大級の紅茶の国インドは、世界第8位〜9位の生産量を誇るコーヒーの生産国としても知られています。またその歴史は紅茶よりも古く17世紀に遡ります。イスラム教の巡礼者であったババ・ブダンは、イスラム教徒が管理し門外不出としていたコーヒーの種を、アラビア半島からインドに持ち帰り、南インドのカルナータカ州の丘陵地帯に植え、インドでのコーヒー栽培の基礎を築きました。ちなみに、ババ・ブダンは7粒の種子をひげの中に隠して秘密裏に運んだと伝えられています。
19世紀に英国の植民地支配下で広まったコーヒー栽培は、隣国スリランカ(セイロン)と同様にサビ病の被害でほぼ全滅しましたが、カルナータカ州とケララ州、タミル・ナドゥ州の南インドエリアを中心に、病気に強い品種への植え替えや品種改良などで復興。特に近年の気候変動による世界的なコーヒー豆の供給の不安や品質の劣化などから、新たなプレミアム産地として欧米のバイヤーを中心に注目を集めています。
西ガーツ山脈ネリヤンパシー丘陵、標高467〜1,572mの起伏に富んだ地形に広がる、インドでは最大規模となる※オーガニック農園(バイオダイナミック農法)です。
年間平均気温は22℃。年間平均降水量が約4,000mmと水資源に恵まれた緑豊かな環境は、コーヒー以外にも紅茶、コショウ、オレンジ、カルダモンなどを栽培。特にウォッシュト精製によるアラビカ種の生豆は、インド国内のスペシャリティコーヒーコンテストにて高く評価されるなど、すっきりとした飲み口、黒糖を思わせる甘い香りと、紅茶のような透明感、柑橘とアプリコットの果実味の個性を持つことで知られています。
※オーガニック農園(バイオダイナミック農法)であり、世界で最も認証基準が厳しいといわれるドイツのデメター(demeter)認証を受けています。 また、2014年1月にはケララ州の農園では初めてとなる、レインフォレストアライアンス(Rainforest Alliance)の認証を取得しています。
シーターグンドゥ農園は、東京ドーム約75個分(約350ha)の丘陵地帯に、茶園、珈琲園、また各種スパイスを栽培する森が広がる広大な農園。ドイツ・オーストリアの哲学者ルドルフ・シュタイナーが提唱した有機農法の一種、バイオダイナミック農法を実践していることでも知られています。我々が訪問した12月は高地で栽培されるプレミアムなコーヒー豆のメインシーズン直前。あいにくの雨の中でしたが、シェードツリーを兼用した様々なスパイスや果樹の下で、のびのびと育ったコーヒーの真っ赤な果実が適度に熟している姿が印象的でした。
洗練されたウォッシュドが引き出した、アラビカ種ならではのクリアな味わい。森の果実やスパイス、ハーブを思わせる複雑で心地よい香気を持つ生豆の個性を、適度な焙煎のコクと深み、甘い余韻が調和するシティローストによって引き立てました。チョコレート菓子、ナッツやドライフルーツ入りのケーキ、またカレーなどのお食事とも好相性です。
クリアで華やかな「エチオピア」を浅煎りに仕上げ、アクセントに中煎りにした複数の品種をブレンドしました。上品な甘みと芳醇な香りの後に、チェリーを思わせる爽やかな果実味や酸味が広がります。くつろいだ時間に飲みたい、洗練されたおいしさです。
[浅煎り](豆/粉)
各¥1,080
アイスコーヒーにも
産地/配合:エチオピア6・コロンビア3・グアテマラ1
味わいのイメージ:爽やかな酸味、チェリーのような果実感
「コロンビア」の中煎りを軸に、煎り具合を変えた複数の品種をブレンドし、味わいの厚みをデザイン。優しい酸味と豊かなコク、苦味と酸味の調和が取れたバランスの良い味わいに仕上げました。香りやコクの余韻の長さも、ぜひお楽しみください。
[中煎り](豆/粉)
各¥1,080
アイスコーヒーにも
ミルクに合う
産地/配合:コロンビア5・グアテマラ3・エチオピア2
味わいのイメージ:苦みと酸味のバランス、香りの余韻が長い
深煎りした「ケニア」をメインに、複数の品種をブレンドし、味わいに複雑味を持たせました。ビターブレンドではありますが、ダークチョコレートのような心地よい苦味が魅力です。丁寧に焙煎することで酸味を抑え、重厚感のある味わいを引き出しています。
[中深煎り](豆/粉)
各¥1,080
アイスコーヒーにも
ミルクに合う
産地/配合:ケニア4・ブラジル2・グアテマラ2・インド2
味わいのイメージ:重厚感のあるコク、ダークチョコレートのような苦み
LUPICIA Coffee
ルピシア ニセコ焙煎所
北海道虻田郡倶知安町字樺山58-5
ルピシアコーヒーについてのお問い合わせ
TEL : 0136‐21‐6818
(ヴィラ ルピシア ブティック)