ここ最近、ニューヨークには、抹茶専門のカフェが続々とオープン。エスプレッソ感覚で楽しむ抹茶ショットや、豆乳やアーモンドミルクを使った抹茶ラテ、抹茶のジュース割りなど日本にはない新しいアレンジのメニューが提供され、店内は賑わいを見せています。
これほどまでにニューヨーカーを夢中にする抹茶。その理由を探ろうと現地へ飛び立ったルピシアのスタッフは、カフェで抹茶を楽しんでいる人々のリアルな声を聞いてみることに。すると、抹茶の味や香りそのものに対する評価もさることながら、特に多かったのは、抹茶のカフェインに注目する声でした。
「コーヒーも好きだけど、飲みすぎるとカフェインで気分が悪くなってしまうから、コーヒーよりもカフェインの作用が緩やかな抹茶に変えたのよ」
「抹茶を飲むとカフェインのおかげでシャキッと元気になれる。だからここ一番という時に、エナジードリンクとして飲んでいるんだ」
ええっ、抹茶がエナジードリンク!?これには、私たちスタッフもびっくり!抹茶=茶道のイメージが強い日本人にとって、抹茶は自分自身と向き合いながら静々と味わう、どちらかというと内省的な飲み物。ところが、ニューヨーカーはそれとは真逆の発想で、抹茶をコーヒーやエナジードリンクのように元気の出る飲み物、つまり外向きのパワーとして捉えていたからです。