ルピシアでは創業以来、製法(作り方)、茶樹の品種、産地の特色に注目して上質な新茶をご紹介してきました。というのも、この3つ(製法、品種、産地)が、お茶の個性に大きく関わるからです。
一口に新茶といっても、その味わいは様々。どれを選べばいいかわからないという方は、まずはこの3つに着目してみると、好みのお茶が探しやすくなりますよ。
1.「製法」で選ぶ
日本茶(緑茶)は、摘みたての生葉をすぐに加熱することで、酸化発酵の働きを止めて作られます。加熱方法の違いで、「蒸し製」と「釜炒り製」に分かれますが、現在の日本茶の約99%は蒸し製。数十秒から3分程度のわずかな蒸し時間の違いで、驚くほど風味が変わるのが日本茶ならではの面白いところです。
2.「品種」で選ぶ
お米に「コシヒカリ」や「あきたこまち」などの品種があるように、お茶にも様々な品種があるのをご存知でしょうか。日本で栽培されている品種の70%以上は、香りや甘み、渋みのバランスに優れた日本茶の代表品種「やぶきた」。残りの30%弱に60種類以上もの個性豊かな希少品種がひしめき合っています。
品種の個性を楽しもう
やぶきたに次いで2番目に多い品種で、鹿児島が主な産地。濃い緑の水色、濃厚な味と甘みが特徴です。
まろやかな味わい深蒸し煎茶 知覧新茶 ゆたかみどり 2018 サツマイモを思わせるほっこりした甘みが人気の知覧新茶。深蒸し製法による、まろやかな味わい。 【完売御礼】
鹿児島や京都を中心に、九州や近畿地方で栽培。濃厚なうまみと、青くフルーティーな特有の香りが魅力。
実力を堪能する浅蒸し煎茶 宇治新茶 おくみどり 2018 長い伝統に培われた宇治茶ならではの深い甘み・香りを堪能いただける、非常に京都らしい珠玉の新茶です。 » 50g袋入
鹿児島、宮崎を中心に栽培。水色は鮮やかで美しい緑色。渋みが少なく、豊かなうまみを持つ今話題の人気品種。
やわらかなコクと甘み深蒸し煎茶 大隅新茶 さえみどり
「春景色」2018 新緑を思わせるみずみずしい香りと上品な甘みが調和。ルピシアが自信を持っておすすめする、新登場の日本新茶です! » 50g袋入
宮崎原産の新品種。最大の魅力である華やかな花香を生かして、釜炒り茶や烏龍茶などが作られています。
静岡・本山(ほんやま)の生産者・高橋達次さんが独自に育成した未登録品種。みずみずしい葡萄のような香りが特徴。
唯一無二の香り釜炒り茶 本山釜炒り茶 香寿(こうじゅ) 世界でも類を見ない、みずみずしい葡萄のような香りが特徴です。 【完売御礼】
3.「産地」で選ぶ
日本茶の味や香りは、茶樹が育った気候や土壌、標高によっても異なります。
産地によって、多く栽培されている品種や製法にも特徴があります。各産地の特徴は日本新茶 特集ページで詳しくご紹介していますので、ご覧ください。