- 小さく丸まった形の台湾茶なら4〜5煎は楽しめます。一見、高価に思える茶葉も、一杯あたりの金額で考えると実はリーズナブルなんです。
- 専用の茶器がなくても、ご自宅の急須でおいしくいれられます。茶葉をゆっくり開かせて何煎も楽しむには、小ぶりの急須がおすすめ。
- マグカップに直接茶葉を入れて熱湯を注ぐだけ。台湾茶葉は大きいので、カップに茶葉が入ったままでも口に入らず飲めます。茶葉を浸けたままでも、渋くなりすぎる心配もありません。
ルピシアの台湾茶好きスタッフが、普段から実践している楽しみ方をご紹介。
茶葉のおいしさを、とことん味わい尽くすのがポイントです。
- ・いつもの急須(小さめがおすすめ)
・マグカップ(容量:200ml)
・台湾茶の茶葉
- @小さめの急須に茶葉を入れ、沸かしたての熱湯(茶葉6gに対して湯量150mlが目安)を注ぎ45秒〜1分間浸出させ、
最後の一滴まで湯のみに注ぎ切ります。
A2煎目は浸出時間を10秒程短く、3煎目からは10秒ずつ増やしてお楽しみください。
» 烏龍茶(中国茶・台湾茶)のいれ方
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- カップに注ぐと青りんごのような爽やかな香りが押し寄せてきて、飲む前からうっとり。口に含むと濃厚な甘みが広がり、余韻がいつまでも続きます。
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- 1煎目より黄色っぽい
水色 (お茶の浸出液の色)に変化。味もずいぶん濃くなっています。キリッとした渋みも出てきて、日本茶にも似た飲み心地になりました。
- 1煎目より黄色っぽい
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- 2煎目の渋みは弱まり、梨のようなみずみずしい甘みが出てきました。ただ濃厚な甘みではないので、飲んだ後味はさっぱり。
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- 香りはだいぶ弱まりましたが、味はまだまだ残っています。渋みはほぼなく、上品な甘みが広がります。味わいがやさしいので、4煎目でも飲み疲れしません。
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- 飲んだ時に鼻に抜けるお茶の香りはまだ感じられるものの、全体的に香りが弱くなっています。味も薄くなってきたので、そろそろ限界なのでしょうか・・・
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- いやいや、まだ終わりません!最後は水出しアイスティーで楽しみます。5煎も抽出した後なのに、まだこんなに味が出るとは・・・。
上質な台湾茶の力強さには、しみじみ驚かされます。
- いやいや、まだ終わりません!最後は水出しアイスティーで楽しみます。5煎も抽出した後なのに、まだこんなに味が出るとは・・・。
その秘密は第一に、酸化酵素の働きによって茶葉の香りや味を引き出す「半発酵」の複雑な工程にあります。第二に、台湾茶特有のころんと丸まった茶葉の形。
丸い茶葉の中には、酸化酵素の働きで生まれたおいしさのエキスがぎっしり。
お湯を注ぎ足すたびに少しずつ茶葉がほどけて浸出されるので、台湾茶は何煎も楽しめるのです。
丸い形の台湾茶は、茶葉を布で包んで丸め、圧力を掛けて転がしながら揉み込む「包揉(ほうじゅう)」という作業で作られます。包んで、揉んで、ほぐすという作業を約10時間かけて30回以上も繰り返すことで、徐々に丸く引き締まっていきます。