令和の和紅茶がおいしい理由

十数年ほど前から一部のコンテストや品評会出品を中心に、国産紅茶の品質が見る見る向上し、インド・ダージリンやアッサムのクオリティーと比較しても遜色ない品質の、新世代と呼べる茶葉が散見するようになりました。

●紅茶のための育成

肥料の選び方や土壌の管理、摘採など、紅茶らしい香りや味わいを重視した茶樹の管理が一般的に行われるようになりました。また紅茶品種の改良や育成についての研究も進んでいます。

●お茶の多様性

インド・ダージリンの紅茶や台湾の烏龍茶など、お茶の風味の多様性が広く共有され、作り手が個性的な味わいの紅茶の製造に意欲的に取り組むようになりました。また、生産者間の勉強会などを通じて「お茶の香りや味わい」の可能性についての幅広い知識が共有されるようになりました。

今、味わうべき理由

ルピシアではこれまで、製造単位（ロット）などの問題でこれらの紅茶の販売を見送っていました。しかし近年、生産者と消費者が一体となって盛り上がり、毎年のように味わいが変化し、向上しています。ポジティブな変化と高揚感も魅力的な今だから味わいたい新世代「和紅茶」。その可能性の中心となる、ルピシアえり抜きの新しい発見と驚きに満ちた幸福な味わい。ぜひ皆様ご自身で味わってみてください。