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鳳凰単叢の楽しみ方 お茶を味わうコツとヒント
■味見について
鳳凰単叢の特徴として、浸出時間により風味が濃厚になりすぎる傾向があります。やや細かく味見しながらいれることをおすすめします。
■洗茶について
現地での鳳凰単叢の喫茶方法として、一煎目は茶葉をサッと湯通しする程度で飲まずに捨ててしまう、いわゆる洗茶をおこなうことが一般的です。ルピシアでは特に烏龍茶の洗茶はおすすめしていませんが、一煎目からまろやかな味わいを楽しみたい場合はお試しください。
■基本のいれ方
烏龍茶特有の香りを楽しむには、沸かしたての熱湯でさっといれるのがポイント。浄水器を通した水道水または軟水のミネラルウォーターなど、そのままおいしく召し上がっていただける水をご使用ください。茶器は茶壺、急須、蓋碗などお好みのもので大丈夫です。
@小さめの急須に茶葉を入れ、沸かしたての熱湯(茶葉6g に対して湯量150ml が目安)を注ぎ45 秒〜 1 分間浸出させ、最後の一滴まで湯のみに注ぎ切ります。
A 2 煎目は浸出時間を10 秒程短く、3 煎目からは10 秒ずつ増やしてお楽しみください。
※湯量にもよりますが8 〜10 煎はお楽しみいただけます。
■お茶請けについて
鳳凰単叢に限らず、それ自体が風味豊かな高級な中国茶は、お茶そのものに向き合ってご賞味いただくことをおすすめします。ご用意いただく場合も、ナッツ類(現地ではカボチャやスイカ、ヒマワリの種などがポピュラー)や少量のドライフルーツ程度をおすすめします。
■風味の余韻を味わう
お茶を味わう際に、沸かしたお湯とは別にミネラルウォーターなどの冷水をぜひご用意ください。
お茶の風味を味わってから、口を冷水で清めると、茶葉の違いや煎による味わいの変化がわかりやすくなるだけでなく、舌の味蕾に残った茶葉の残り香と、甘みを思わせる繊細な余韻まで風味の変化をお楽しみいただけます。