丸子紅茶 近藤早生 2024 マリココウチャ コンドウワセ

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やぶきた系とアッサム系の品種が交雑した民間育成の希少品種「近藤早生」の和紅茶。軽やかな飲み口と、豊かで若々しい滋味が調和。ミルクティーにも。

【品種について】
「近藤早生」は、やぶきた系のお茶に、印雑(アッサム)系の花粉が自然交配して誕生したと考えられている、個性的な香気で知られる民間育成種の希少品種。
約40年前に静岡市の近藤宏正氏が発見、現在は丸子地区の2名の生産者のもとでしか生産されていない、大変希少な品種です。
松川洋平さんの「近藤早生」は、緑茶として製茶すると、すっきりした甘みに果実に似た香りが重なる上質な味わいに。紅茶に仕立てると、さらに果実を思わせる心地よい芳香が重なる、軽やかな口当たりの絶品になります。

【丸子(まりこ)について】
静岡駅から安倍川を渡り西に約7km。東海道五十三次の20番目の宿場町(鞠子宿)としても知られる丸子は、山間に囲まれた清流沿いの宿場町。名物のとろろ汁やとろろ芋とともに、江戸時代の滑稽本「東海道中膝栗毛」や松尾芭蕉の作品でも紹介されています。
明治時代に多田元吉氏がインドから持ち帰った紅茶の原木(アッサム種)を静岡市丸子に植えたことに由来し、丸子は国産紅茶発祥の地といわれています。
丸子では明治期に紅茶作りが奨励されたこともあり、多くの外来品種が山中などに残って自生しています。

【松川茶園について】
松川氏の茶園は標高80〜120mの傾斜地にあります。
近藤早生は極早生品種のため、霜の被害を受けやすい部類の品種ですが、松川氏の茶園では急峻な斜面で栽培をしているので、霜の影響を受けにくいというメリットがあります。
また、北向きの茶園のため、収穫量自体は少ないものの、一つ一つの芽が力強く伸び、香味豊かな味わいとなります。
近藤早生の製造特性を把握し、製造方法にもこだわりを持って取り組まれている生産者です。

【お茶について・松川さんからのメッセージ】
「近藤早生」は、インド系統の遺伝子を持つ父親と、「やぶきた」の母親との間に生まれた品種です。父親由来の芳しい花の香りと、「やぶきた」(母親)由来の味を併せ持つとてもおいしい品種です。
紅茶は萎凋を丁寧に行うことで、独特な香りと甘みが引き立ちます。
また、紅茶は煎茶よりも周囲の気温や湿度に影響を受けるので、年によって違う表情が現れますが、品種の特徴が活きるように製造にも気を使っているので、ぜひ一度飲んでほしいと思います。

「静岡・丸子」のお茶の詳細はこちら

おいしいお茶のいれ方

いれ方の目安(カップ一杯分 150ml)

  • 茶葉の量
  • 2.5-3g
  • お湯の温度
  • 熱湯
  • 浸出時間
  • 2-3分
  • 煎出回数
  • 1-2回
商品番号: 3412
品名: 丸子紅茶 近藤早生 2024
価格:
商品に関するお問い合わせ 0120-110-383
発売日・発送開始日
2024年09月20日 ※お届けは上記の翌日以降となります
ご案内・ご注意
※期間・数量限定
※賞味期限:製造より2年
原材料の一覧
紅茶 ※商品の改定などにより、商品パッケージの記載内容が上記内容と一部異なる場合がございます。
商品仕様
■内容量/30g
  • 丸子紅茶 近藤早生 2024 - 30g M 袋入
  • 丸子紅茶 近藤早生 2024 - 30g M 袋入
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静岡・丸子

静岡駅から安倍川を渡り西に約7q。東海道五十三次の20番目の宿場町(鞠子宿)としても知られる丸子は、山に囲まれた清流沿いの宿場町。なんといっても有名なのは、名物のとろろ汁やとろろ芋。江戸時代の滑稽本「東海道中膝栗毛」や松尾芭蕉の作品でも紹介されています。

また、近代茶業の始祖である多田元吉が明治期に開墾し拠点としたお茶の聖地としても知られており、インドなどに由来する希少品種の原木が随所に生育している様子は圧巻です。

「近藤早生」は、現在の丸子を語る上で避けて通れない注目品種。やぶきた系のお茶に、印雑(アッサム)系の花粉が自然交配して誕生したと考えられている、民間育成種のレアアイテム。緑茶品種としては、すっきりした甘みに果実に似た香りが重なる上質な味わいが特徴的ですが、紅茶として仕上げた際には、芳醇な香りと軽やかな口当たりが調和する絶品になります。丸子という土地が時間をかけて育んだ上質な味わいを、ぜひご堪能ください。

和紅茶の風味チャート