お茶の特徴を確認・検索できます
ハーブブレンド - Herbal blend
古くから薬草として知られる植物
皆さんは、体の調子が思わしくないと感じた時、どうしますか?
心配なら病院に足を運ぶでしょうし、ドラッグストアで製品化された薬を買ってすませるかもしれません。でも、今のように医薬品もなく、一般の人々が医者にかかるのも難しかった時代はどうだったのでしょう。
実は、現在のような形の薬が現れたのは、長い長い人類の歴史において、つい最近の話。それまでは、体を癒やす方法の代表といえば、何といってもまず「ハーブによる植物療法」だったのです。
ハーブの知恵を伝える人々
東洋では、薬草を用いて体を癒す技法は主に漢方が伝えていますが、西洋では、植物の不思議な力を知り尽くした「賢い女性(ワ イズウーマン)」と呼ばれる人々が、体の悩みを持って相談に訪れる人々に、適切なハーブを勧めていました。
しかし、はるか古代から伝わる、それこそキリスト教よりも以前のハーブの知恵を受け継ぐ「賢い女性」たちは、やがて教会から敵視され、「魔女」というレッテルを貼られて迫害されるようになりました。さらに、近代医学の発展によって、治療の主な担い手は、ハーブの専門家から医師へと移っていきました。
でも幸いにも、ハーブの文化が失われてしまったわけではありません。今現在、私たちがハーブとして親しんでいる植物の多くは、古くから薬草として用いられてきた歴史を持っています。また、体調によってハーブを煎じて飲むという習慣は、西洋でも意外と広く見られます。ハーブの知恵は、おばあちゃんから娘へ、そして孫へと、脈々と伝えられてきたのです。
そして現在、ハーブの知恵は新たな注目を集めています。効率性ばかり追い求める現代の文明が生み出した医薬品に対して、より自然なハーブを積極的に取り入れ、その知恵を現代に蘇らせようとする人々も現れています。
ルピシアは西洋のハーブ文化をベースに、東洋、南米、アフリカなど世界各地のハーブ文化を融合。体によくて、おいしいオリジナルハーブティーを各種用意しています。